2013年10月27日日曜日

今週も私の友人がリバーサル手術を受けにフィンランドに行きます

今週も2人の友人がリバーサルを受けることになっていて、明日フィンランドに行くことを聞いています。

今年リバーサル手術を受けに行かれる方はとても多くて、私の友人だけで数えてもこれで6人目・7人目となります。shinobuさん、リヨルデさんもそうですね。

ちなみにですが、去年(2012年)は私の友人では4人の方が受けました。オスカーさんがそうですね。一昨年(2011年)は私も一緒にフィンランドに行ったときに2人の友人が、その前の2010年は4人がといった感じで受けにいかれています。
もちろんそれ以前に受けてる方も何人もいらっしゃって、主婦の方、学生の方、社会人の方とさまざまいらっしゃいます。

結果や状況について私からお伝えすることはできないですが、いくつかやはり伝えておかなきゃいけないこととしてはリバーサル手術を受けにいっても神経をつなげられないというリスクは事実存在するということ、そしてつなげることができても代償性発汗の回復には年単位の時間がかかり、その覚悟が必要だということです。
どういったケースだとつなげられないのかということについて私から伝えることはできません。でも、リバーサル手術で神経をつなげることができなかった際には、瘢痕(はんこん)組織というETSをしたときの切除箇所周辺の壊死(えし)した組織を取り除いてきれいにしたりといったできるだけの処置をしてくれることを聞いています。それによる代償性発汗への効果は期待できるのだそうです。

リバーサルを受けた人がネットに書く人が少ないということを良く聞くのですが、リバーサルを受ける人が必ずしもネットに強いわけではないということを分かってくださいね。ネットにコメントすることに対しての抵抗もあります。私も初めてコメントした時、自分の他にリバーサルを受けた人が誰かいないか、そして自分がどのくらい回復するのか、そんなことを知りたくて、それで金魚板という掲示板にコメントをしました。でも、今の人がその理由でネットにコメントをする必要はないと思ってます。
リバーサルを受けた自身の状況を発信したいと考えている方はいると思います。代償性発汗が辛くて苦労した人ほどそう思うことがあるんじゃないかと思います。そういった方にとって、きっと自分自身の回復が先で、自分がそもそも回復できるのか、その不安があると難しいと思うんです。きっと自身の回復に納得が行った時、そういったこともしてくれるんじゃないかなぁと思っています。
また、反対にリバーサルを受けた後は早く忘れたいという人もいると思います。自分の人生ですから、どこに価値を置くかは人それぞれだと思います。

最後に、こちらは先々週リバーサル手術を受けてきた友人からもらったメールの抜粋です。

ETSからの期間が長ければ長い程回復は困難になるそうです。私の場合10年ですので、そこが大きなネックになると思います。
掌の汗が大きく戻ってくる事はあまりないそうですが、頭部からの汗が戻る事は期待できるそうです。

みんなで回復できることを祈っています。

では。

まるとん


2 件のコメント:

  1. リバーサルは最後の砦、それが叶わないとなったとき私には想像ができません。
    とても考えさせられる内容です。
    これからリバーサルをお受けになられる方はそのリスクは承知の上なんでしょうね。
    無事、成功することを祈っていますし一緒に回復していきたいと思います。

    私はETS後12年でリバーサル手術を受けました。
    もちろん12年という年月がどういう意味かは分かっています。
    当然、ドクターからも回復についての説明はありました。
    でもそれは一般論です。人間の体は100人いれば100通りであるように回復度合も
    個人差があるはずです。。
    それは「努力」によって変わることをまるとんさんも知ってますね。
    先日のオフ会夜の部である人の見識にも勇気をもらってます。
    今年の夏は相変わらずの苦しい代償性発汗だったので弱気になりそうでしたけど、
    ぜったいに回復するとの想いは変わっておりません。
    そして、この場を借りて定期的に経過報告していきたいと思っています。

    まるとんさん、引き続きよろしくお願いします。
    オスカー

    返信削除
    返信
    1. オスカーさん
      リバーサル手術を受けに来て神経をつなぐことができない場合には、より丹念に瘢痕組織を取り除いてきれいにしたりといった作業をするために、手術時間が通常より長くなることもありうるといったことも昔ドクターから聞いたことがあります。
      では事前に調べることができるかということについても、「例えばどこを切除したのかといったことをあらかじめ聞いていても、それはあくまで参考情報にしかすぎず、実際に術中に胸の中を見て状況を判断して術式を決める。」ということもドクターから聞いたことがあるので、それも難しいのだろうと思ってます。

      恐らく2人の友人達はフィンランドに着いた頃。今回は手術を受ける病院ではなくて滞在するホテルで術前のミーティングをするって聞いてます。手術は明日、うまく行くことを祈ってます。

      そして経過報告も、これからも是非してくださいね。
      では
      まるとん

      削除